投稿日:2026.02.03 最終更新日:2026.02.05
システム開発で連絡がつかない時の対処法|信頼できるパートナーの見極め方
システム開発を依頼したのに、開発会社からの返信が来ない――。
何度連絡しても音沙汰なし。納期は刻一刻と迫っている。
こうした状況は決して珍しくありません。多くの方が「自分の選び方が悪かった」と考えがちですが、実は開発体制そのものに原因があるケースが多いのです。
大切なのは、今すぐ取るべき対処法を知り、次は信頼できるパートナーを選ぶこと。
この記事では、緊急時の対処法から、連絡不通を防ぐ開発会社の見極め方まで、具体的に解説します。
- 連絡が取れない時に今すぐやるべき3つの対処法
- 連絡不通を防ぐ開発会社の見極め方5つ
- 国内開発という選択肢の特徴
- 安心してプロジェクトを進めるための確認ポイント
目次
連絡が取れない時の緊急対処法3選

システム開発会社と連絡が取れなくなった時、まず何をすべきか。
焦る気持ちもあるでしょうが、落ち着いて以下の3つのステップを順番に実行してください。
あらゆる連絡手段を使って再度アプローチする
まずは、あらゆる連絡手段を使って相手にアプローチします。
手元に担当者以外の連絡先があれば、別の社員や代表者にも問い合わせてみてください。
重要なのは「連絡を取ろうとしていた記録」を残すことです。
後の引き継ぎや相談の場面で、状況を整理しやすくなります。
ドメイン・サーバー情報を確実に確保する
連絡が取れない状況が続く場合、ドメインやサーバーなどの重要情報を確保しておくことが大切です。
システム運用継続に欠かせない以下の情報を、できる限り確保してください。
確保すべき重要な情報
- ドメイン情報: WHOISで登録者、有効期限、管理会社を確認。JPRS(日本レジストリ)に直接連絡してドメインを保全する方法もあります。
- サーバー情報: 契約先、FTP接続情報、支払い状況を確認。レンタルサーバー上のコンテンツをできる限りバックアップ(wget等活用)。メールデータもバックアップを取りましょう。
- その他: これまでの経緯をまとめた資料、業者の現状(倒産有無など)、契約書の写し、ホームページ構築データ(ソースコード等)、CMS管理画面のログイン情報
これらの情報があれば、新しい開発会社へスムーズに引き継ぐことができます。
ここが押さえられていれば、状況が悪化しても「再スタートできる土台」が残ります。
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弁護士や他の開発会社に早めに相談する
一人で抱え込まず、早めに第三者に相談しましょう。
他の開発会社への相談を検討してください。
他社に保守運用を引き継いでもらえれば、プロジェクトを継続できます。
レブクリエイトも他社案件の引き継ぎ実績が多数あり、こうした緊急対応に応じています。
また、一人で抱え込まず上司や同僚、法務部に報告して対応の進め方を検討することも大切です。
連絡不通を防ぐ開発会社の見極め方5つ

連絡が取れない状況を防ぐには、契約前の見極めが最も重要です。
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以下の5つの基準で開発会社を選ぶことで、安心してプロジェクトを進められます。
開発チームの所在地と体制を確認する
開発チームが国内にあるか、海外なのかで、コミュニケーションの取りやすさが変わります。
国内開発の特徴:
- 時差がなく、営業時間内にすぐ連絡が取れる
- 日本語で細かなニュアンスまで正確に伝わる
- 緊急時には対面での打ち合わせも可能
海外開発の特徴:
- 時差や言語の違いがある
- リアルタイムでの連絡がしにくい場合がある
- 物理的な距離があるため、対面での打ち合わせが難しい
重要なのは、どちらを選ぶ場合でも「実際の開発を誰が行うのか」「連絡体制はどうなっているのか」を明確に確認することです。
返信までの目安時間が明示されているか
「メールは24時間以内に返信」など、具体的な目安が示されているかを確認しましょう。
きちんとした会社は、メールの初回返信の早さや、緊急連絡窓口(携帯番号等)の提示などで安心感を与えてくれます。
確認ポイント:
- 契約書や提案書に返信時間の目安が記載されているか
- 緊急時の連絡手段(電話、チャットなど)が複数用意されているか
- 窓口担当だけでなく、技術リーダーとも話せる機会があるか
定期報告の仕組みが確立されているか
週次または隔週での進捗報告ミーティングがあるかを確認しましょう。
理想的な報告体制:
- 定期的な進捗報告ミーティング(週次・隔週など)
- タスク管理ツールでの進捗の可視化
- 困りごとを気軽に共有できる雰囲気
定期報告の仕組みがあれば、問題の早期発見・早期解決ができます。
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発注側が「早めに共有してくれたほうが一緒に解決できる」という姿勢を示すことで、開発側も報告しやすくなります。
ドメイン・サーバーの管理体制を確認する
ドメインを自社名義で管理できるか、サーバー情報も必ず確保できるかを確認してください。
理想的な対応:
- 「御社名義で取得しましょう」と提案してくれる
- バックアップの有無、パスワードの共有方法が明確
- 万が一の際の緊急対応力がある
過去に他社が倒産した際に顧客のドメインをJPRSと交渉して守ったという事例もあります。
こうした緊急対応力も含めて確認しましょう。
会社の継続性と実績を確認する
契約前に、過去の開発実績と会社の信頼性を確認しましょう。
確認ポイント:
- 類似プロジェクトの経験があるか
- 創業年、資本金、従業員数(10年以上継続していれば相対的に安定)
- 取引先に上場企業があるか(信頼の裏付けに)
- 担当者が変わった場合の引き継ぎ体制
組織としてフォローする仕組みがある会社を選ぶことで、担当者変更などのリスクを避けられます。
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連絡が取れなくなる主な理由
連絡不通になる背景を簡潔に理解しておくことで、予防策が見えてきます。

会社の経営悪化や事業縮小
経営状況の悪化で倒産したり、事業縮小で開発部門を閉鎖すると、連絡先がなくなることがあります。
小規模事業者の中には経営が不安定なケースも存在します。
契約前に会社の設立年数や事業継続性を確認しましょう。
担当者の退職と引き継ぎ不備
担当者が退職し、引き継ぎがされていないと、連絡が途絶えることがあります。
特に小さな会社では担当者が唯一の技術者というケースもあります。
契約時に「担当者が変わった場合の引き継ぎ体制」を確認しましょう。
複数案件を抱えてのキャパオーバー
複数のプロジェクトを同時に抱え、対応が追いつかない状況です。
優先順位づけの中で連絡が後回しになることもあります。
契約時に「定期報告の頻度」「返信までの目安時間」を明確にしてもらいましょう。
開発トラブルの抱え込み
開発が予定通り進まない時、報告をためらってしまうケースです。
開発が行き詰まった状況では、解決策を見出せず報告をためらうことがあります。
定期的に「困っていること」を共有できる場を設けましょう。
プロジェクト管理体制の不備
定期報告の仕組みがなかったり、複数の担当者がいて責任の所在が曖昧だったりすると、連絡が滞りやすくなります。
契約前に「プロジェクト管理の方法」を確認しましょう。
これらは国内・海外を問わず起こりうる問題ですが、適切な開発会社を選ぶことで避けられるものばかりです。
前のセクションで説明した5つの基準で見極めることが、最も有効な予防策になります。
それでも不安な方が最後に確認すべき「3つの絶対条件」

前述の基準をクリアしていても、「本当に連絡が取れなくなったら…」という不安が拭えない方もいるでしょう。
その場合、リスクを最小限に抑えるためには、「以下の3つが確実に実行できる環境かどうか」を最後の判断基準にしてください。
1. 迅速なコミュニケーションが可能か
時差がなく、営業時間内にリアルタイムで連絡が取れる環境が必要です。
国内開発であれば、朝に問い合わせれば午後には回答が来るというスピード感が当たり前です。
緊急時に電話一本ですぐに繋がる環境は、プロジェクトの命綱となります。
2. 正確な意思疎通ができるか
翻訳を介さず、細かなニュアンスまで正確に伝わるかどうかが重要です。
日本語で直接やり取りできる国内開発なら、「使いやすい感じで」「この辺りの雰囲気を大切にしたい」といった感覚的な要望もズレなく伝わります。
仕様変更やスケジュールの交渉も、日本の商習慣を前提にスムーズに進められます。
3. 対面でのサポートが受けられるか
万が一のトラブル時に、すぐに駆けつけてもらえる物理的な距離感があるかを確認してください。
チャットやビデオ会議が便利でも、重要な局面で「顔を合わせて話せる」ことの安心感に勝るものはありません。
物理的な近さは、信頼関係を維持する上で強力な保険になります。

名古屋を拠点に、愛知・岐阜・三重を中心に訪問対応を行っています。
必要に応じて対面でのコミュニケーションを取ることで、お客様との信頼関係を大切にしています。
国内開発は、テストや品質管理の基準が厳格なため、信頼性の高いシステムが作れるという特徴もあります。
単に「連絡が取れる」というだけでなく、最終的な満足度も高くなりやすいのが特徴です。
よくある質問(FAQ)

Q: 開発会社と連絡が取れなくなったら、まず何をすべきですか?
A: まずは複数の連絡手段で再度アプローチし、同時にドメイン・サーバー情報を確保してください。
その後、他の開発会社や弁護士に早めに相談することをお勧めします。
Q: 国内開発と海外開発、どう選べばいいですか?
A: それぞれに特徴があります。海外開発は費用面でメリットが大きい一方、時差や言語の違いがあります。
国内開発は時差がなくリアルタイムで連絡が取れ、日本語で細かなニュアンスまで伝わります。
コミュニケーションの取りやすさを重視するなら国内開発という選択肢があります。
重要なのは、どちらを選ぶ場合でも連絡体制が明確に整っているかを確認することです。
Q: 担当者が退職したら連絡が取れなくなりました。どうすればいいですか?
A: 会社の代表や別の担当者に連絡を試みてください。
組織として引き継ぎ体制が整っている会社であれば、すぐに新しい担当者を紹介してもらえます。
契約時に引き継ぎ体制を確認することで、このリスクは予防できます。
Q: 連絡不通を防ぐには、契約時に何を確認すべきですか?
A: ①開発チームの所在地、②直接やり取りできる体制、③返信までの目安時間、④定期報告の頻度、⑤緊急連絡先の5つを必ず確認しましょう。
これらが契約書に明記されているかどうかが重要です。
まとめ:安心して開発を進めるために
システム開発で連絡が取れなくなる状況は、適切な開発会社を選ぶことで予防できます。
- 連絡が取れない時は、複数手段での連絡、重要情報の確保、第三者への早期相談を
- 契約前の見極めが最も重要(所在地、返信時間、定期報告、管理体制、実績の確認)
- 開発チームの所在地によってコミュニケーションの取りやすさが変わる
- 国内開発なら迅速な対応、正確なコミュニケーション、対面での信頼構築が可能
- 5つの基準で開発会社を見極めれば、安心してプロジェクトを進められる
レブクリエイトは、2011年の創業以来、名古屋で一貫して国内開発を続けてきました。
自社内に経験豊富なエンジニアチームを持ち、外部委託に頼らない内製体制で、お客様と直接対話しながらプロジェクトを進めます。
「連絡が取れない」「進捗が分からない」という不安とは無縁の、密なコミュニケーションと確実な進行管理が私たちの強みです。
- 国内開発・完全内製:名古屋の自社オフィスで全工程を管理
- 迅速なレスポンス:営業日24時間以内の返信を徹底
- 週次進捗報告:定期ミーティングで透明性を確保
- 15年以上の実績:業界業種問わず多様な開発実績
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